速脳術で頭の回転は誰でも速くなる!

 

速脳術とは

「記憶術」や「速読術」を目や耳にしたことがある人でも、「速脳術」は聞き慣れない言葉かもしれません。

「速脳術」の定義は、「脳のそれぞれの場所に割りあてられている機能や動きを促進し、それらを相互に作用させることによって、潜在する能力を引き出し、パワーアップさせる方法」です。

 

「速脳術」は、まず左脳と右脳のそれぞれの能力を「速読術」によって高め、左脳と右脳の連結をよくします。単に速く読む力を鍛えるわけではなく、トレーニングにより左脳だけで頭の回転が3倍速になり、右脳に連結すれば10倍速になります。

「速脳術」は、「速読術」のほかに「速聴術」「速書術」「速話術」のトレーニングがあります。要するに、「速脳術」は「読む」「聞く」「書く」「話す」という、人間の基本的な行動の速度をあげるトレーニングなのです。

 

速脳術で頭が急によくなるわけではない

左脳は「理論や言語の脳」、右脳は「感性の脳」とも呼ばれています。

左脳は物事を論理的に考えている時にその活動が活発になり、右脳は音楽を聞いたり絵画を見ている時に活発になるといわれています。

 

「速脳術」を身につけることにより、左脳と右脳のそれぞれの機能や動きを高め、潜在能力を引き出すことができますが、頭が突然よくなって難しい問題をすらすら解けるようになり、また今までなかった感性が急に芽生えて独創的な芸術作品を次々に創りだす、というようなことではありません。

「速脳術」は、「読む」「聞く」「書く」「話す」行動の速度をあげると共に、脳の回転を速くするトレーニングなのです。

 

脳の回転が速くなるメリット

これまで自分にまったくなかった能力を新しく創り出すことは「速脳術」でも出来ません。しかし脳の回転を速くすることには確実なメリットがあります。

例えば解くのに1時間かかっていた数学の難問を、半分の30分、あるいはそれ以下で解けるようになり、また今まで3日はかかっていた企画書の作成を1日や半日で終わらせることが可能になります。

つまり、すでに持っているものの活用できてない能力を活性化するのが「速脳術」であり、1の能力を2や3、5以上にも高めることができることが「速脳術」を身につける最大のメリットなのです。